臨床研修プログラム
当院の医師臨床研修プログラム概要です。
Resident program
このページの目次
はじめに
- 当院を基幹型臨床研修病院、秋田大学医学部附属病院、岩手医科大学附属病院、秋田赤十字病院、秋田厚生医療センター、由利組合総合病院、大曲厚生医療センター、平鹿総合病院、雄勝中央病院、湖東厚生病院、かづの厚生病院、北秋田市民病院、JCHO秋田病院、能代山本医師会病院を協力型臨床研修病院とし、充実した病院群を形成してプログラムを実行する。 また当院は、秋田大学医学部附属病院、岩手医科大学医学部附属病院、秋田赤十字病院、秋田厚生医療センター、由利組合総合病院、大曲厚生医療センター、平鹿総合病院、雄勝中央病院の協力型臨床研修病院としても研修医を受け入れる。
- 医療圏が広範であるため、小児から高齢者医療、慢性疾患から救急医療、地域保健活動にも携わり、症例数とバリエーションが豊富である。バリエーション豊かな多くの患者さんを経験することにより、幅広い領域のプライマリーケアを修得できる。
- 診療科数、病院規模に比較して研修医募集定員を少なくしているので、研修医1人当りの症例数、バリエーションが豊富となり、また、指導医からの指導も受けやすくなる。
- 内科系・外科系の幅広い分野から選択可能で、必修科目でも選択の自由度を高くしている。各診療科は専門的な研修も可能である。
必修科目
内科系は35週を必修とし、当院(血液・腎臓内科 リウマチ科、消化器内科、呼吸器内科、循環器内科から選択)、秋田大学医学部附属病院、岩手医科大学附属病院、秋田赤十字病院、秋田厚生医療センター、由利組合総合病院、大曲厚生医療センター、平鹿総合病院、雄勝中央病院の内科系で研修できる。
救急部門は1年次に気道確保、気管挿管などの救急研修に必要な麻酔科実習を4週、昼間救急外来研修を4週行い、更に2年間を通じて夜間あるいは休日の時間外救急外来で4週以上の日数を経験することにより、12週以上の研修期間とする。救急部門の麻酔科実習4週は、能代山本医師会病院でも選択できる。昼間救急外来研修4週は当院の他、秋田大学医学部附属病院、岩手医科大学附属病院、秋田厚生医療センター、秋田赤十字病院でも研修できる。
地域医療は4週とし、JCHO秋田病院、能代山本医師会病院、湖東厚生病院、かづの厚生病院、北秋田市民病院、宇久診療所のいずれかで行う。時期は原則2年次に行い研修病院と相談して決める。
外科系(外科、脳神経外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、呼吸器外科から1科目選択)5週間、精神科、産婦人科、小児科は各5週を必修とし、外科は当院、秋田大学医学部附属病院、岩手医科大学附属病院、秋田赤十字病院、秋田厚生医療センター、由利組合総合病院、大曲厚生医療センター、平鹿総合病院、雄勝中央病院で研修できる。
精神科は当院、秋田大学医学部附属病院、岩手医科大学附属病院で研修できる。
産婦人科は当院、秋田大学医学部附属病院、岩手医科大学附属病院、秋田赤十字病院で研修できる。
小児科は当院、秋田大学医学部附属病院、岩手医科大学附属病院で研修できる。
一般外来研修
当院の必修内科系診療科35週間研修中に、一週間に半日分以上外来研修を行う(14日分以上研修)。
当院の必修小児科5週間研修中に、一週間に半日分以上外来研修を行う(2日分以上研修)。
地域医療研修中に、一週間に一日分以上外来研修を行う(4日分以上研修)。地域医療研修を行う施設により、これ以上の研修日数となることもある。
以上合計20日(4週)以上の一般外来研修とする。
在宅医療研修
地域医療研修で、在宅診療を週1日~2日、研修施設の予定に従って研修する。
感染対策
感染対策、感染制御、薬剤耐性菌への対応
主に一年次に、感染対策委員会と回診へ参加する
予防医療
小児科研修および地域医療研修で予防接種へ参加する
虐待への対応
小児科医による虐待に関する講義を受講する
社会復帰支援、退院支援
主に一年次に、社会復帰支援、退院支援カンファレンスに参加する。
緩和ケア
主に一年次に、緩和ケア委員会と回診へ参加する。アドバンスケア・プランニング
臨床病理検討会(CPC)
2年間を通じて能代厚生医療センターで行う。
認知症ケア
精神科研修で精神科外来研修、認知症外来研修を行い、精神科リエゾンチーム回診へ参加する。
自由選択科目あるいはキャリア研修
※当院での研修期間は、原則12ヶ月以上とする。
付記
- 地域医療の研修時期は協力病院との協議で決める。
- 協力病院、施設での研修期間・時期は、協力病院、施設との協議で決める
研修スケジュール
付記
- 地域医療の研修時期は協力病院との協議で決める。
- 協力病院、施設での研修期間・時期は、協力病院、施設との協議で決める