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皮膚科

当院の皮膚科のご案内です。

Dermatology

各科外来の曜日ごとの担当医の一覧表です。(病院窓口でお配りしているものと同じものです)

診療内容・特徴

当院皮膚科は、大潟村以北の秋田県北部と深浦町までの青森県日本海沿岸を診療圏とし、皮膚疾患の全般にわたって、正確な診断と個々の患者さんのQOLを重視した適切な治療を目指して診療を行っております。また、日本皮膚科学会などが推奨する診断・治療ガイドラインに準じた標準的治療を心掛けております。乳児から高齢者までの幅広い年齢の患者さんがいらっしゃいますが、近年は在宅介護を受けている患者さんや、施設に入所されている高齢の患者さんが増加しています。患者さんへの負担をより少なくし、より満足の得られる治療効果を挙げられるよう努めています。皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)の佐々木伸子さんとともに、薬剤師・栄養士・作業療法士を含めた多職種のチームを編成し、外来・病棟での褥瘡や皮膚トラブルのある患者さんの治療を協力して行っています。

次の症状がある方は受診ください

皮膚・髪の毛・爪などの気になる症状
(体にぶつぶつが出た、髪の毛が抜けた、体がかゆいなど)

可能な手術・検査・治療

アレルゲンテスト・金属パッチテスト・SADBE療法・スーパーライザーなど

アレルゲンテスト

アレルギーの血液検査の一つです。採血を行い、血液中のIgEという主にアレルギーに関与する抗体の量を調べます。一般に行われるMAST36という検査では、食物、花粉、真菌など36種類のアレルゲンに対する反応をみることが出来ます。また、お薬によるアレルギーが疑われる場合には、DLST(薬剤リンパ球刺激試験)というお薬と血液中のリンパ球との反応をみる検査を行います。

金属パッチテスト

金属アレルギー(金属に対するアレルギー性接触性皮膚炎)の診断に用いられる検査です。金属成分を含んだパッチを皮膚に貼付して48時間後に剥がし、以降の皮膚の状態を見ていくことによって金属アレルギーの有無を診断します。

SADBE療法

難治性の円形脱毛症や尋常性疣贅(イボ)などに対して行われる局所免疫療法という治療のひとつです。スクアリック酸ジブチルエステル(Squaric Acid DiButylEster:SADBE)という物質を頭皮に塗布することで人為的に頭皮にかぶれを引き起こし、それによって局所的な免疫を調整することで効果を示します。ただし、これはあくまで「局所的な免疫が関与していると考えられる疾患」に対して行われる治療であり、症状・疾患によっては選択されないこともあります。

スーパーライザー

皮膚科では主に帯状疱疹後の神経痛に対して行われる治療です。近赤外線照射器(スーパーライザー)で疼痛部位や神経節に近赤外線を当てることで、同部位を温め、疼痛を軽減することができます。