食事は医療の一環としてとても重要です。私達は医師の指示に基づき、入院患者様に疾病の治療・回復を目的とした食事を提供しています。
また、食事療法が必要な患者様に対しては、管理栄養士が栄養指導を行っています。
朝食 ・・・ 7時30分頃
昼食 ・・・ 12時頃
夕食 ・・・ 18時頃
食事は常食、全粥食、分粥食、とろみ食等の一般食と、糖尿病食、腎臓病食、心臓病食、肝臓病食等の特別食と合わせ、常時40種類余りの食事を提供しています。
アレルギー対応はもちろんのこと、食形態や嗜好によって食べなれない食品の対応等、様々な要望に応えています。
常食を食べている方を対象に、火・水・金曜日の昼食で、選択メニューを実施しています。2種類の献立から好きな方を選ぶことが出来ます。
入院中でもその時々の季節を感じて頂ければと、月1回程度の行事食を提供しています。
また、出産されたお母様にはお祝膳を、お誕生日の方にはお赤飯やデザートを添えています。
整形術後や片麻痺等、安静状態を余儀なくされる方や箸をうまく使えない方に、おかずを一つ一つ爪楊枝にさして食べやすくした「串刺し食」を提供しています。
患者様から食べやすくしてもらってありがとうといった嬉しい声もたくさん頂いています。
実施日時 | 月曜日~金曜日 午前9時~午後4時まで (予約は毎日受け付けており、当日予約も可能です。) |
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対象 | 糖尿病、腎臓病、肝臓病、膵臓病、循環器疾患、消化器疾患、術後食等 |
また、食事中むせがある、飲み込みにくい、食欲がなく食べられない等、食事に対する様々なお悩みにもお応えしています。
平成24年4月から実施している、糖尿病教室に参加しています。糖尿病を正しく理解して頂き、糖尿病と上手に付き合っていけるように、多職種が様々なテーマで楽しく学んで頂けるように工夫しています。
医師・看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門職がチームになり、低栄養や摂取不良の患者様に対し、栄養管理を行っています。
この他、褥瘡回診や緩和ケア、病棟カンファレンスにも参加しています。
年4回、栄養科だよりを発行しています。嗜好調査の結果や行事食の紹介、当院で使用している地元の野菜やその栄養について等、様々な食の情報をお届けしています。